2011/10/06 (Thu) 無題

どうも、お久しぶりです


サイト更新が止まって二ヶ月が経ちました。ブログも一ヶ月ぶりです。すみませんでした。


理由はあるようなないようなあやふやなものです。夏の終わりに軽い精神的な病？　を患ってから、私はじっとしていることができなくなりました。精神的なものだとわかっているのに症状はどんどん悪化して、酷い時には夜いきなり「怖い怖い」と泣き叫ぶこともありました。何がそんなに怖かったのか、一応うっすらわかるんですけど、でも実のところ私にもよくわかりません。いきなり、ふっと、『怖い』しか考えられなくなったんです。結局その時は一緒にいた友人になだめられてなんとか落ち着きました


病院にも通って、周囲からは気の持ちようだとはげまされて、母には情けないと叱咤され（たぶんこれが一番きつかった）、最終的に父と話し合って、今私はここにいます。母に叱咤されてぼろぼろ泣きましたが、父にはげまされた？（話し合ったというか話をきいたというか私が一方的に甘えたというか）結果、症状がだいぶ緩和されて、なんとかこうしてブログに書き込めるようになりました



明るくならなきゃ、気にしないようにしなきゃ、と無理やり自分で思い込んでいたのが良くなかったのかもしれません。自分で自分にプレッシャーを常にかけているような状態でした。



まだ完治はしていません。今でも時々、胸が苦しくなりますし夜には『怖く』なります。でも私には帰れる場所があって、そこでは父や友達がいつもいてくれて、私が寄りかかっても彼ら彼女らはびくともしません。だからたぶん、大丈夫だと思います







サイトのほうも放置していてすみませんでした。このままじゃ駄目だと何度もＰＣの前に座ったんですけど、頭がごちゃごちゃしてきて胸も苦しくなって、結局書いては倉庫行きを繰り返しただけで、なんだかスランプみたいな感じになってしまいました。結果、プチ更新停滞みたいな現状になってしまいました。期待して訪れてくれた方々に深くお詫び申し上げます




まずはＳＳＳから書いていって、ちゃんと更新できるように努力します。１１月にまたイベント参加が正式に決定したので（相方の予定がこのまま何事もなければ）、それまでには何か長いのをひとつ、あげられればいいなと思います

2011/09/05 (Mon) 無題

生きています生きています。今日はらなさんとらなさんのお友達と夕ご飯食べに行ってきました。私もらなさんも食べれればどこでもいい（らなさんにいたってはコンビニのおにぎりでもいいとか言ってた）人なので、お友達さんに決めてもらいました

パスタとピザのお店に行きました。初めて入るので味はどうかな～なんて言ってましたが美味しかったです。私は青シソとたらこのピザ食べたんですけど、ほんと青シソとたらこの組み合わせは最強。ドリンクバーで置いてあったバナナミルクを懐かしい懐かしい言いながらごくごく飲んでました。子供のころによくバナナと牛乳をミキサーでガガガガガーってやって作りましたよ。やたらミキサーのスイッチを押したがっていた記憶があります。なんでしょうね、音が楽しかったのかな


らなさん、またいつか行きましょうね。次は私、らなさんが食べてたチーズのパスタ食べたい





で、らなさんにエクシリア予約しようか迷っているって言ったら、ＹＯＵ買っちゃいなＹＯ☆みたいな感じになったので帰りにアニメイトに寄って予約してきました。ギリギリの予約だったので予約特典はつかなかったです、残念。スタンコスのミラ様超かっこよくて好きなんですよね。ミラ様かっこいいよミラ様。女性だということを忘れそうになるくらい男前で困ります。ジュミラというかミラジュになるしむしろジュミラのほうに違和感を覚えます


私こーゆーＲＰＧってまともにやったことないんですけどね・・・・・クリアできるのかな・・・・・・・ていうかバサラも終わってないな。幸村、三成、大谷さん、黒管、孫市姐さんが終わって、今は風魔やってます。北条は東軍ですけど好きです。おじいちゃんかわいいよ大好きだよ。おじいちゃんと風魔に超和みます



お市ルートやりたいんですけど、誰をクリアしたらできるようになるんだろう・・・・・？

2011/08/26 (Fri) 無題

弟から買ったはいいけど最近全く使っていないＰＳ３を借りてきました。見返りにやりたがっていたテイルオブレディアントマイソロジー３を貸そうとしたら、それよりも『狂/乱家/族日/記』全巻を郵送してくれと言われました。うん、君がそれでいいならいいんだけど・・・・・・・・姉としてはブックカバーをして読んでくれることを願います。わからない人はググってくださいね☆　私は好きですけどねこのシリーズ。アニメは観てなかったけど


ソフトは戦国ＢＡＳＡＲＡ３です。幸村ぁぁぁぁ俺だぁぁぁぁ結婚してくれえええええええ！！　　　一日で幸村のストーリーを９０％にしました。あと１０％が面倒なので、今は三成と大谷さんを同時進行させています。



幸村やることなすこと笑うしかありません。対伊達戦で『お館さまの声が聞こえる・・・・』と言い出した時、それは幻聴だと突っ込んだのはきっと私だけじゃない
あとなんで幸村をクリアして追加されるのが風魔小太郎なんだろう・・・・・そこは佐助とかお館さまとか・・・・まあふたりとも今回プレイできませんが




最初散々幸村でプレイしていたので次に三成でやったとき『うわ使いにくっ！』って思いましたけど、孫市姐さんや黒管の比ではなかった。黒管はもうあの手枷がね・・・・・誰かはずしてやれよ・・・・・・。孫市姐さんはかっこよくて綺麗で男前すぎて大好きなんですけど、本当に使いにくい・・・・・拳銃ってそんな・・・・集団相手に一発ずつつまちま打っていたらきりがないよ・・・・・
大谷さんも最初なにこれ！？って思ったんですけど、慣れれば意外といけました。超楽しい




西軍が大好きです。幸村がいるからだけじゃなくて、なんかこう、西軍で和気あいあいとあやっているのがものすごく好きです。なのでピクシブに行くと天国ですやったね☆らなさんが描いていた西軍一家漫画、実は続きを楽しみにしていたりするんだけどなー。幸村出して幸村。三成と幸村が一緒の場面にいるとなんか和む。そこに大谷さんと佐助（保護者コンビ）を加えてほしい

2011/08/25 (Thu) 無題

どうもお久しぶりです。もう八月も終わりますね

予告もなく消えていてすみません。お盆なので実家に帰っていたのと、体調を崩していたのが原因です



先月の終わりから胸に違和感を覚えまして、どんどん悪化して息苦しさも出てきたので慌てて病院に行きました。病院でレントゲンだエコーだの心電図だのＣＴだの採血だの二日間による精密検査受けてました。結果としては異常なしだった・・・・・・・まあ、精神的なものじゃないかというオチです



なにか異常があっても嫌ですけど、精神的なのって一番タチが悪い気がします。要は気の持ちようだよってはげまされるんですが、気の持ちようでなんとかなったらそもそも私こうなってない。頭では理解しているのに心と体がついてきてくれていない感じで、症状は収まりつつあるものの今でも時折胸に嫌な違和感を覚え、夜もなかなか眠れません。夜が一番ダメになります。自分でもわけがわからない感じ。気持ちと症状に波があって、平気な時はなんともないのに、酷い時は突然恐怖に襲われて家の中を無意味にうろうろしたりしてました。のちに自分で振り返ってドン引きしました


前向きなことを考えたり変に意識しないように努力はしているんですけど、もし症状が長く続くようなら専門医に診てもらうかと思います。しかし私のことだから、変に医者に依存して服薬依存とかになりそうだな・・・・嫌だな、もう・・・・




長々と語りましたが、別にサイトを停止するとか閉鎖するとかはしません。テンションあげて違うことに夢中になっていれば気にならない程度の症状なので、これからも活動していきます。デュラ最新刊も買いましたしね！　

2011/07/31 (Sun) 俯いて噛み締めていた痛苦が今はただ懐かしい

ふとネタが浮かんだので、いざ出陣！恋戦の小華を書いてみる。しかし悲恋エンド後設定である
私は小次郎悲恋エンドがけっこう好きなんですよねー。恋愛に淡白で一国の主としての義務を背負ってがんばっている華ちゃんが好き


前らなさんが等価交換ならなんかイラスト描いてあげるよーとか言ってたから、これを対価に描いてくれないかなー




題名はテオさまよりお借りしました

 

目を閉じると思いだすのは、生まれて初めてこの国を出た日々のこと。己の足で険しい山道を歩き、硬い地面に横たわって夜を過ごした。忍びに追いかけられたことも、逃げるために川へと身を投じたこともあった。なにもかもが初めてのことだらけだった。

 

「佐々木小次郎、参りました」

 

ふすま一枚隔てた向こう側から、小次郎のかしこまった声がする。ぼんやりと窓の外を眺めていた華ははっと我に帰返ると、視線で侍女にふすまを開けるよう促した。わたわたと慌てて机の上に置いてあった漆黒の小箱からいくつか折りたたまれた紙を取り出す。季節のことやら挨拶口上やらが長々と書かれたそれらを整理して、差出人の部分が見やすいようにしてから机の上に並べる。

 

「失礼します」

 

そっとふすまが開き、小次郎が音もなく入ってくる。その姿を確認すると、華は控えていた侍女に人払いを頼んだ。華が身の回りの世話を頼んでいるこの侍女はなかなかに優秀で、数秒もしないうちに華と小次郎以外、部屋とその周囲には人の影はなくなった。

 

ふぅ、と人がいなくなったのを確かめてから、華は肩の力を抜く。とたんに、低い笑い声が部屋に響いた。

 

「おいおい、女城主がこんなに気を抜いていいのか？」

 

「護衛がいるから平気です。私だって、四六時中気をはっていては疲れてしまいます。息抜きですよ、息抜き」

 

からからと笑う小次郎とて、人がいなくなった途端にかしこまった言葉使いも硬い空気も消してしまうのだから、このことに関してはお互い様だと華は思っている。主と護衛という関係上周囲を思い憚ってか周りに人がいる時は決して昔のようなくだけた雰囲気で接してこない小次郎がそれを止めるこの瞬間が、華はなによりも好きだったりする。

 

「それで、なんで俺を呼んだんだ」

 

「見てほしいものがあるのです」

 

これを、と華は卓上に並べた紙を示す。綺麗に折りたたまれたそれらは全て、諸大名から華へと送られてきた求婚をほのめかす文だ。内容はなんとなく察しがついているらしい小次郎はその差出人を見て、ふむ、と頷いた。

 

「とりあえず領地や由緒でいえば、一番は政宗サンだが」

 

「却下です」

 

一応は並べてみたその文を華はぺしっと指で弾いた。ひらり、と文が卓上から落ちる。

 

「一応理由を聞いておくが、なぜだ」

 

「政宗様は一国一城の主です。小次郎、我が家が求めているのは婿養子なんですよ？　私が嫁にいっては本末転倒じゃないですか。その旨を文にしたためて何度も送っているというのに・・・・・」

 

「・・・・・まあ、気に入られているんだろうなあ。逃げるように城から出てきたのもまずかったか。今まで女にそんな対応をされたことのない政宗サンに火をつけたというかなんというか」

 

小次郎が言葉を濁すその先が容易に想像できて、華は深くため息をつく。奥州の豊かさを考えると親交を深めておくにこしたことはない相手なのだが、結婚という点では彼は邪魔でしかない。しかも下手に力があるから無下に扱うこともできず、どうしたものかと華を悩ませるばかりである。

 

「政宗様に関しては、最後の手段として小十郎様に文を出せばきっとなんとかなります。というか、意地でもなんとかしてもらいます。こちらだってお家存続がかかっているんですから」

 

畳の上に落っこちた政宗からの文を拾い上げて小箱に戻す。しかし紙一枚戻したところで、卓上の文の数はたいして変わりはしない。

 

「甲斐に越後に飛騨に三河、けっこうあちこちから文が届いているじゃないか」

 

「ええ、別にこの中から選ばなくてはいけないということではないのですが」

 

病を理由に城主の座から退いた父はまだ存命で、娘のことを気遣ってか結婚に関しては華に全てをゆだねている。焦る理由などどこにもないが、それでもいつかは直面しなくてはいけない問題であった。

 

華が治める国は先の大戦で少なくはない恩賞を貰ったこともあって、小さいとはいえ豊かな国になりつつある。そのおこぼれにあずかろうと華に近寄ってくる大名が決していないわけではないから、婿選びも自然と厳しくなる。

 

それを理解しているからだろう、文を眺める小次郎の視線もどこか厳しかった。眉を八の字にして吟味する小次郎を見て、華の口元は緩やかに弧を描いた。

 

「ねえ小次郎」

 

華がその名を呼べば、小次郎はどうしたと顔をあげる。それがなんだか懐かしくて嬉しくて、余計に唇の端から笑みがこぼれる。

 

「私はこんな風にあなたとふたりで婿養子を選ぶ日が来るなんて、そんなの考えたこともありませんでしたよ」

 

共に手を繋いで山道を歩いた日々を思い出す。自分の使命に燃えながらも夢見がちでいることを許されていた、奇跡のような日々を。国を支えながらもいつかは恋慕う殿方と一緒になれることを信じていた甘い自分が、どれだけ両親に愛されていたかを知る。

 

「俺も」

 

くすくすと笑う華を見て、小次郎が苦笑めいたものをこぼした。

 

「まさか君の婿を見繕う日が来るとはな」

 

そもそも剣客として各地を流浪していた小次郎としては、自分がひとつの場所に身を落ち着けていることすら意外なのだろう。それを繋ぎとめたのが自分なのだと思うと、彼には悪いと思いながらもじわりと華の胸は暖かくなる。

 

華も小次郎も昔とはもう、色んなところがだいぶ変わってしまった。豆が潰れてはまた出来るを繰り返していくうちに厚くなってしまった華の足も、旅を終えた今では昔のそれに戻りつつある。昔では楽に歩けた獣道も、今ではどうなるかあやしいものだ。

 

目を閉じると思いだすのは、生まれて初めてこの国を出た日々のこと。己の足で険しい山道を歩き、硬い地面に横たわって夜を過ごした。忍びに追いかけられたことも、逃げるために川へと身を投じたこともあった。なにもかもが初めてのことだらけだった―――――――――だが所詮は、昔の話だ。

 

「小次郎、私は婿を取るのではありません。この国へ嫁ぐのです」

 

一国の姫として産まれ、そして城主となったからにはそれなりの覚悟がある。この髪ひとつじから爪の先まで、自分は民の為に存在しているのだと、強く思う。民の年貢で飯を食い、民の年貢で夜を明かしている御身分だ。ならばこの身ひとつくらい、民に明け渡さないでどうするというのだ。

 

「この国に住む民のひとりひとりが私の夫です―――――もちろん、あなただってこの国の民です。決して不幸にはしません」

 

真っ向から言いきると、小次郎は呆けた顔をしていた。小次郎のその顔がおかしくて、華は薄く笑う。一国の主となった時から、華は今まで色々なものを捨ててきた。それは女といての感情だったり彼の隣で白無垢を着ることだったり様々だが―――――どうしても彼だけは、捨てることができなかった。

 

 

 

俯いて噛み締めていた痛苦が今はただ懐かしい

 

続きを閉じる